ご挨拶|兵庫医科大学 心臓血管外科

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教授からのご挨拶

主任教授 宮本裕治
主任教授 坂口太一

平成30年10月より心臓血管外科主任教授に就任いたしました。これまでコロンビア大学(ニューヨーク)、大阪大学、心臓病センター榊原病院(岡山)で、多くの手術を行って来ましたが、ふたたび関西の地で心臓病に悩む患者さんのお役に立てることを嬉しく思っています。

心臓は生まれてから死ぬまで一時たりとも休むことなく、1日に約10万回拍動し続け、身体中の臓器を養っています。心臓が弱ると、たちまち全身の臓器に影響し、場合によっては命にかかわる状態になります。

その心臓にメスをいれる心臓手術は、心臓病から命を守る最後の手段です。外科医の手術技量だけでなく、手術が本当に必要かという判断、手術方法の決定、術後の患者さんのケアすべてが、命に直結するといっても過言ではありません。私たちはそのことを深く心に刻みながら一人一人の患者さんにとって、ベストの治療を提供できるように心がけています。

また手術器具や技術の進歩にともない、心臓血管外科手術においても低侵襲化がどんどん進んでいます。カテーテルを使った血管内治療は、動脈瘤だけでなく弁膜症治療にも行われるようになり、胸の横を小さく切開する低侵襲心臓手術(MICS手術)を行う施設も増えてきました。傷が目立たず回復が早いMICS手術は患者さんにとって良い手術ですが、通常の方法よりも難しく、良い成績を出すためには経験が必要です。MICS手術国内のパイオニアの一人として、これまで500例以上のMICS手術を行って来た経験を生かして、安全で質の高いMICS手術をこれからも行っていきたいと考えています。

地域に密着した大学病院でありつつも、全ての患者さんに世界レベルの治療を提供できるように、皆が力を一つにして努力しています。心臓手術が必要と言われた方、手術が必要だが難しいと言われた方、治療方針について悩まれている方は是非ご相談ください。

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